Tmoneyと気候同行カードを比較:料金・空港利用・何回乗ればお得?

Tmoneyの都度払いと気候同行カードの短期券を、カード代込みで比較。3日間の計算例、仁川空港での利用方向、海外カード決済の手数料を確認します。

目次
  1. まずは実際の移動回数で比較
  2. Tmoneyと気候同行カードの違い
  3. 気候同行カード短期券の料金
  4. 何回乗れば安くなる?計算例
  5. 空港への往復と日帰り旅行は個別に確認
  6. 購入・チャージ・乗り降りのポイント
  7. どちらから検討する?
ソウル地下鉄2号線の車内にある緑色のつり革、路線表示、ドア

ソウル地下鉄2号線の車内(2024年1月撮影)。写真だけで、乗車区間がパスの対象かどうかは判断できません。 Photo: R151trains / Wikimedia Commons / CC0. Resized and compressed. 表紙ではトリミングされる場合があります。

まずは実際の移動回数で比較

予定を柔軟に変えながら乗った分だけ払うならTmoney、対象範囲内で1日に何度も移動するなら気候同行カードの短期券が候補です。比べるのは、カード購入代を含めた実際の旅程の総額。街歩きが多い日程では、乗り放題券を十分に使わないこともあります。

この記事は旅行者向けの短期券を扱います。30日券や、居住者向けの「気候同行パス」とは条件が異なります。最新の区分はソウル市の日本語案内で確認できます。

Tmoneyと気候同行カードの違い

通常のTmoneyは、チャージした残高から利用するたびに運賃を支払うカードです。Tmoney社にはTMONEY TRAVEL CARDという名称の4,000ウォンの商品もあり、コンビニや仁川空港のバス乗車券売り場で販売されます。公式案内では交通機関や加盟店で利用できるとされています。6,000ウォンのTravel Card+と混同せず、カード購入代に交通利用の残高が含まれると思い込まないでください。Tmoney公式の商品案内(日本語説明あり)で確認できます。

初めての旅行なら、予定を「空港からの到着移動」「普段のソウル市内観光」「ソウル以外への移動」「空港への出発移動」の4つに分けてみましょう。それぞれにかかる料金を別々に計算します。すでに使えるTmoneyを持っている場合は新たな購入代がかからないため、別のカードを買う場合との比較結果も変わります。

気候同行カード短期券の料金

金額は韓国ウォン(KRW)です。新しく実物カードを買う場合は、券の料金とは別に3,000ウォンが必要です。

期間短期券の料金実物カードを新規購入する場合の合計
1日5,000ウォン8,000ウォン
2日8,000ウォン11,000ウォン
3日10,000ウォン13,000ウォン
5日15,000ウォン18,000ウォン
7日20,000ウォン23,000ウォン

表は通常料金で、決済サービス手数料やカード会社の手数料は含みません。支払い方法を比べる際は、それらも足してください。短期券はチャージした日から利用期間が始まり、事前チャージはできません。1日券は最初にタッチしてから24時間ではなく、その運行日の終車までです。料金と利用期間はソウル市の公式案内を参照しています。

何回乗れば安くなる?計算例

ソウル市が公表する大人の地下鉄基本運賃は、交通カード利用で1,550ウォンです。距離や利用する路線によっては追加料金がかかります。また、乗り換えが一つの運賃計算にまとまる場合があるため、列車やバスに乗った台数ではなく、別々に運賃を支払う移動の回数を数えます。地下鉄運賃と乗り換え規則(英語)が根拠です。

以下は編集部の計算例で、節約額の保証ではありません。すでにTmoneyを持ち、すべての移動が1回1,550ウォンで、すべて気候同行カードの対象範囲内と仮定します。短期券の料金を1,550で割り、端数を切り上げます。気候同行カードを新しく買う場合は、先にカード代3,000ウォンを足します。決済・カード会社の手数料は含めていないので、実際にかかる場合は比較に追加してください。

短期券カード保有済み:割安になる移動回数カード新規購入:割安になる移動回数
1日券4回6回
2日券6回8回
3日券7回9回
5日券10回12回
7日券13回15回

例えば、3日間で別々に基本運賃の移動を8回すると、手持ちのTmoneyでは12,400ウォン。気候同行カードの新規購入と3日券は13,000ウォンなので、後者が600ウォン高くなります。9回ならTmoneyは13,950ウォンとなり、同じ3日券の方が950ウォン安くなります。Tmoneyも新しく買う場合は、その実際のカード代をTmoney側の合計に加えてください。

手数料を除いた3日間の計算例。1回1,550ウォンで8回は12,400ウォン、9回は13,950ウォン。新しい気候同行カードと3日券は13,000ウォン。
手持ちのTmoneyと新規購入する気候同行カードを比較した計算例。全移動が対象範囲内で、1回1,550ウォンと仮定しています。決済・カード会社の手数料は含みません。実際の運賃や利用範囲は旅程で確認してください。図中の表記は英語です。

空港への往復と日帰り旅行は個別に確認

気候同行カードは、ソウル地域の対象地下鉄駅とソウル市の免許による市内・マウルバスで利用できます。新盆唐線、GTX、広域・空港バス、他地域の免許によるバスなどは対象外です。空港鉄道には、対象駅から乗り、仁川空港T1・T2で降りる場合に使える例外がありますが、仁川空港T1・T2で乗ることはできません。また、この例外は全席指定のAREX直通列車を対象にするものではありません。公式の利用範囲で駅と路線を確認してください。

空港からホテルへの移動費は、予算の別項目として残しておきましょう。仁川空港からソウルへの交通比較で、その区間の手段を選べます。水原や加平などへの日帰り旅行も、ソウルのパスが使えると考えず、利用する交通機関ごとに確認します。支払いに使えるカードと乗り放題券は別のものです。カードが使えることは、その移動が追加料金なしで利用できるという意味ではありません。

購入・チャージ・乗り降りのポイント

気候同行カードの実物カードは、ソウル交通公社1~8号線の新型券売機や、9号線・牛耳新設線・新林線の駅周辺の取扱店で販売されます。2026年3月17日から、1~8号線273駅の新型券売機で、VisaやMastercardなど海外発行のクレジットカード・デビットカードによる購入と1・2・3・5・7日券のチャージが可能になりました。

ソウル市の発表では、この海外カード決済に平均約3.7%のサービス利用料がかかるとされています。支払い前に画面の料金を確認してください。根拠は2026年3月の公式発表(韓国語)です。短期券FAQ(韓国語)も確認できます。この券売機の対応を、通常のTmoneyへのチャージや、銀行カードを改札に直接タッチする利用まで広げて解釈しないでください。カードや券売機で支払いが完了しないときに備え、現金の代案も用意します。

Tmoneyについては、Visit Seoulがコンビニや地下鉄駅などをチャージ場所として案内しています。必要な分を少しずつチャージし、長い移動の前に残高を確認すると管理しやすくなります。交通カードの利用・チャージ場所(英語)を参照してください。

乗るときも降りるときも、同じ交通カードをタッチします。ソウル市が案内する乗り換え時間は降車から30分以内、21時~翌7時は60分以内です。乗り換え割引が適用されても、移動距離による追加運賃がかかることがあります。統合運賃の条件(英語)で確認できます。

どちらから検討する?

  • 1日2回程度の移動で、街歩きが中心:まずTmoneyで計算し、パスを追加する必要があるか比べます。
  • 対象範囲内で、毎日何度も別々に移動:該当する日数の短期券を、カード代と決済手数料も含めて比較します。
  • 夜遅く到着し、翌日にたくさん移動:到着日の夜は別払いにし、翌日からパスを使う場合と比べます。
  • 複数都市を旅行:ソウルと他の都市を分けて計画します。1枚のパスですべてをまかなう必要はありません。

英語版の出典確認日は2026年10月27日。日本語版作成時の2026年10月28日に、短期券の料金・利用範囲・購入条件、海外カード決済の発表、Tmoney商品情報、地下鉄基本運賃と乗り換え規則を再確認しました。料金や対象範囲は変わることがあります。この記事は公式情報と計算例に基づく比較で、カードの実地使用レビューではありません。

このガイドが、あなたらしい韓国の旅に役立てばうれしいです。